かれこれ5年以上使っている灯油ストーブ。ダイニチは他のメーカーに比べて着火が圧倒的に早いので好んで使っています。ネットだとエラーが起きやすいなんて記事も見たりしますが、DIYとか機械が得意な人にとっては構造がシンプルで修理しやすいので超オススメです。エラーが起きてもすぐに修理、自分で直せれば冬も快適です。
しばらく使っていると換気の表示、なんとなくいつも同じタイミングでバチっと停止してエラー13。猫どもの毛が詰まってなくて、空気入れ替えても変わらなければセンサーの汚れを疑います。
ってことで定番のエラー13の修理をご紹介します。当たり前ですが修理の時はコンセントを抜いて、火気厳禁。
修理といってもセンサーを紙やすりで磨くだけ。表面をこするくらい。まずはセンサーを目指して分解していきます。
分解はメチャ簡単。フロントパネルは下の方のネジを2本外して上に持ち上げながら手前に引くだけ。これだけで基盤やら燃焼室にアクセスできます。
今回は炎の燃焼具合を検知するセンサーを掃除するため燃焼室にアクセスします。画像のネジ2本とそのすぐ上のツメを起こせばすぐに燃焼室。
ここまで5分。メンテナンス性は最高です。センサーは向かって右のヤツ。緑は着火のバチバチなので汚れとか関係なし。センサーは基盤の黄色のコネクタとつながっているので配線を外しておきます。
コネクタを外し、センサーを留めている金具とネジを外したらにょろにょろと手前に引っ張り出せます。画像はやすりで磨く前。なんとなく全面が白く覆われています。シリコンの付着みたいですが、ヘアスプレーなんて自分も嫁も使ったことなし。そういえば去年も修理したような?古い灯油が原因なのかなんなのか。まぁ修理が簡単なので毎年してもいいでしょう。
使った紙やすりは240番。削りすぎてもダメでしょうが800番では優しすぎました。なにも耐水ペーパーでなくても大丈夫。ちなみに最近やすりを使ったのはヘッドライトの黄ばみとりです。我が家では紙やすりは常備品なのです。
そしてこれが磨いた後。5分くらいゴシゴシしただけです。先端のほうは磨く前が残っています。これくらい地金がでれば十分。ちなみに先端はこのくらい磨いてなくても問題なしでした。
あとはちゃちゃっと戻すだけ。ちゃんとふき取ってから戻しましょう。磨いた粉が付着しっぱなしだと逆効果です^^;
毎年してますが特に何も起こらずダイニチを愛用しとります。