前回から引き続き、イタリアなクロモリ、バッソのレスモをドロップハンドル化していきます。
バッソ レスモイタリアの細身のフラットロード、Lesmoです。フラットバーロードバイクという、ロードとMTBの中間のクロスバイクというよりはロードバイクをフラットバーにした性格のバイクです。最初からSORA 9速が奢られていて、カタログ10.8キロくらいとクロスバイクのカテゴリに収めるにはもったいない。ちょっと漕いだらわかる出足の軽さと伸びの良さ、車体のやわらかさと小ささのおかげで街中でスイスイ進める感覚が気持ちいい。ただ最高速の維持はちょっと苦手そうなのと、中途半端にフラットなのが逆にもったいないポテンシャ... クロスバイクをロードバイク化1 - 車輪日記 |
ブレーキワイヤー、シフトケーブルを撤去、ハンドルもごそっと取り外してこの状態に。ドロップ化によりワイヤーが長くなるのでワイヤーはもちろんアウターも新品に交換してしまいます。総費用はハンドル回りで1万円ほど。
まずはハンドルを取り付け。一般的な(最近の)ロードバイクのハンドル径は31.8ミリ、クロスバイクや一部のピストだと25.4ミリ(1インチ)と大きく2種類あるのでお間違いのないよう。レズモはもともと25.4だったのでドロップハンドルも25.4を選択。ステムを変える費用節約とクロモリの細いシルエットを活かしたいのでそのままにしました。ブレーキやクランクなどデザインにシルバーがちりばめられているのでそのあたりも尊重しつつアルミそのままのハンドルをチョイス。
STIは一世代前のSORAを。触角アリですがRが発売されてから安くなって大助かり。純正でSORAついてるあたりさすがBASSOです(最近のLesmoはクラリスみたいですが)。
ワイヤー通して、アウターをちょうどいい長さにしてハンドルに固定していきます。黒の下の黄色いのはマスキングテープ。バーテープでベタベタになることに変わらないけどちょっとましになるので使ってます。最後にバーテープを巻けば完成。
バーテープは安定の黒。汚れが目立たないってだけで黒一択です。ハンドルのドロップ化は、ステムの付け替え、ブレーキワイヤーの交換とシフトワイヤーの交換の3ステップです。一つ一つこなしていけばそんなに難しいものではないのです。むしろこの後のポジションだしのほうがよっぽど大変。バッソのロード寄りのジオメトリのおかげでドロップにしても違和感はないけどやっぱりハンドルが遠いので結局ステムを短いものに交換しました。
今回のドロップ化かかった金額は・・・
やっぱり1万円ほど。自分でやって微調整まで1日あれば十分終わります。これとは別でペダルをSPDにしたのでそこで+3000円 (中古)。これでひとまずロードバイク化は完了です。