在宅ワークが増えて会社のノートパソコンもデスクのサウンドシステムにつなげたいと思ったのが事のキッカケ。デスクトップにはSound Blaster ZがついていてSPDIF出力でサラウンドを楽しんでいたのですがデスク周りスッキリ化もかねてDACとアンプ一体型のサウンドブラスターX7を導入しました。詳細はホームページに譲りますが、ライン、光、Bluetooth、USB入力をそのままパッシブスピーカーにつなげられるなんてすばらしい。ゲームもするのでピュアオーディオよりはエンターテイメント寄りを求めてます、が、こいつはオペアンプも簡単に交換可能。かなり懐が深いヤツのハズです。・・・ハズって書いたのも中古ジャンクで買ったから音がでない。コンデンサかな?と思いひとまず分解することにします。
ちなみにCreativeのストアから有償修理でいいのでいくらか確認したら有償”交換”しか対応していませんとのこと。3万円以上で新品と交換するくらいならと分解に踏み切りました。
分解難易度は結構高め。足の裏にねじ穴が隠れているわけではなく前と後ろのパネルを外さなければなりません。ここに気づくのに丸1日かかったよ・・・
画像じゃサクッと外れてますけどね、テレホンカードじゃ歯が立たず薄い金属をてこの原理で差し込んでパカッと外しました。フロントはまだ楽で電源ボタン押して隙間作れます。傷をつけずに外すのはほぼ不可能です。
音量ノブの周りのプラスチックリングは手で引き抜いて(結構固かった…)ノブは引っ張れば外れます。ノブもしっかり刺さっているのでマイナスでこじりながら。5時の位置に苦戦の跡が見えますかね?まぁ最終的に隠れる部分なので気にしない。
裏側はもっと難しかった。いったん電源の差込口周辺の隙間にマイナスドライバー突っ込んでフチを浮かせて、わずかな隙間にテレホンカード突っ込んで隙間維持させて薄い金属でてこの原理で外しました。パネル外せれば峠は越えたも同然です。
前後のパネルを外して見えるねじを外せばこんな感じでおにぎりの具が見えます。
ツメ6か所を外すと上下に分割できます。基盤は2枚、それぞれ4本ずつビスで止まっているので外せば完全に分解できます。傷つけずに分解はほぼ不可能ってレベルですがコンデンサのパンクとかそういった安く治せる修理の時には役に立つかも。