ピボット スロットルコントローラー

Pivot 3-DRIVE スロットルコントローラー

Pivot製電子スロットルコントローラー「3-DRIVE THROTTLE CONTROLER」08モデルのレビューです。

スロコンとはアクセルのレスポンスをあげたりさげたりするもの。スイフトスポーツ (ZC31S) はほかのスイフトと違い電子スロットルなので、どうしても“もたつき”とか“もっさり”感があります。フィットRSはそんなことないんですけどね。それを改善してアクセルを敏感にしたり、わざと鈍くさせてしまおうという考えです。大きく分けてエコモード、ノーマルモード、スポーツモードがあります。

①エコモード

5段階あり、普段はEc2で運転しています。適度に鈍くなり、私の住んでいる田舎では特に周りに迷惑になることもなく燃費走行に貢献してくれています。静止エネルギーを打ち消すためのロスを減らしてくれると言えばいいのかな。アクセルを踏んだとき、15~100%までを5%刻みで表示してくれるので、一人でとろとろ運転しているときは15%を自分の中のリミッターとして運転できるなど、わりと便利です。MT車の敵である渋滞にはまったときはEC5に設定すればアクセル操作にそこまで気を使う必要がなくなり便利でした。

②ノーマルモード

単純に補正なしモードです。ノーマルとは何も変わりません。普段Ec2で運転しているとレスポンスアップしたように思います。

③スポーツモード

7段階あり、このモード目当てで購入する方が多いのではないでしょうか。同じようにちょこっと踏んでも敏感に反応してくれます。私にとってはSP2がワイヤー式に近く、一番扱いやすいです。ジムカーナの際はSP2にしています。SP5以降は逆に扱いづらいですが、スイスポの違う性格がみれてそれはそれで面白いです。安価にレスポンスアップができますが、やはりワイヤー式のようにとはいきません。

さて、ここからがこの製品の考察。ジムカーナやサーキットではレッドゾーンまでまわして(レブリミットにあてて)シフトアップということが多いわけで。ノーマル(スロコン非装着orノーマルモード)ではレブにあたった後アクセルを踏みっぱなしにしていてもちょっとだけエンジンの回転数が落ちてから、また回転が上がるを繰り返すためレブまでまわしてシフトアップという流れにおいて回転数と速度がうまくシンクロしてくれます(車がいかに考えられているか再認識)。けどこの製品のエコ、スポーツモードではレブにあたったあとアクセル踏みっぱなしでは回転はほとんど落ちずにレブにあたり続けます。それによりシフトアップ後回転数と速度が合わないので、一瞬だけESPの介入or一瞬ホイールスピンになります。

大手のメーカーさんのECU書き換えでも数字を見た限り確かレブに当たり続ける設定になっていたので(違ってたらスミマセン)別にこれが悪いというわけではなさそうですが、もしかしたらドライバーの好き嫌いがあるかもしれません。スポーツ走行で使うには上記の理由でちょっと注意が必要かもしれませんが、待ち乗りで便利、快適にはなると思います。

どんどん新しいモデルが出でいますが、Pivotの3-DRIVEシリーズは取り付けが非常に簡単で万人向けだと思います。

ぷちり

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