ビリオンの電動ファンコントローラー、VFC-MAX (BVM-1) をスイフトスポーツ (ZC31S) に取り付け。
まず先に、このメーターにはBVM-1とBVM-3があるみたいです。BVM-1は対応車種が限られ、BVM-3は汎用みたいです。裏面のシールで見分けられますのでご注意を。
んで、このメーターは“ファンコントローラー”です。ファンコンとしても機能させるためにはスイスポの場合さらにリレーキットを2つつける必要があります。このメーター単品では水温と電圧を表示できます。とりあえず水温計として機能させることが優先だったのでファンコンとしては使っていません。他にも追加センサーで油温や吸気温を表示できます。というより加工次第で0-150℃以内のいろんなものの温度を測れるみたい。
水温計として使うには正直“ふつう”です。ただ、追加センサーではなくECUの信号から直接拾うので正確です。他の電子式、機械式水温計にくらべアドバンテージがあると思いますがECUの配線を加工する(分岐する)のでちょっとハードルが高いかもしれません。1つのメーターで最大3つ、同時に2つ表示できるのは便利だと思います。メーターをダッシュボードに並べるのがイヤだ、という自分にはぴったりです。インターフェイスもかっこいいと思います。
昼間の点灯は緑、イルミONで白です。液晶表示部の明るさも調節できます。定価は30000円オーバー、新品で買うと25000円ほどです。
この値段なら個人的にアリだと思います。LED照明で未来感、将来の拡張性という点はオススメできますがECUやラジエーターファンの配線加工がちょっと難易度高いかもしれません。配線加工や手間を気にしないのであればオススメです。
そうそう、よく操作ボタンを紛失した、という記事を見ますが、ビリオンのHPからボタンのみ1050円で購入できます。
えっと、車種別配線図はコチラから。ビリオンのVFC-MAXをスイスポにつけてみました。水温をコンピューターから拾うのでとりあえずバッテリー、トレーなどを外し、コンピューターの配線にアクセスしやすいようにします。
車種別配線図をよ~く確認しながら結線していきます。
写真ではエレクトロタップでやってしまっていますが本来ははんだづけです。エレクトロタップでは配線を切ってしまう可能性がありオススメしません。
アコードにタコメーターつけてしばらくしたらV-TECなくなった・・・なんてこともありましたし、説明書にもはんだづけしてとなっていますのでエレクトロタップは自己責任です。
・・・なにかトラブルがあったらまずここを疑うようにします(^_^;)
配線を車内に通します。助手席側から通しました。2人でやった方がはるかに楽です。
配線図通りに結線して動作確認→設置です。必要な配線はナビ裏からとりました。設置場所はTMデモカーと同じ位置に。見やすいよう、邪魔にならないように微調整して終了です。