いやぁ、よかったなぁこの車。とても気に入ってたのですが引っ越しに伴い売却。半年間、約1万キロでしたがとても好印象の車でした。
誰がデザインしたとかリアウィング追加の経緯はいっぱい情報がありますが機能、性能の情報はあまりないようなので機能性も含めてレビュー的なものを。
ウチのは後期の3.2リッタークワトロのS-Lineです。
車体横のちっちゃいバッジとウイングが特徴です。3.2リッターはホイールが18インチ、リア2本だしマフラーにフロントバンパーにはフィンがはいっているのが1.8との違いです。
見た目であんまり好きじゃなかったのがテールランプ。ちょっと赤すぎない?ってことで塗っちゃいました。
スモーク塗装車検切れ、外装痛みアリの格安TTクーペ。ユーザー車検通して街乗りで使うのでテールランプをほんのちょっとスモーク塗装します。といっても初めてではなくスイフトでも経験アリ。2回目ということでちょっと余裕がでたので詳しくご紹介します。塗るにしてもちょっとだけです、下品にするつもりはありません。真っ赤なテールランプってイマイチ好きではないのでほどほどにケツが引き締まる程度に塗装します。マスキング例によってマスキングはしっかりと。やりすぎることはないので大きくカバーします。使うのはコレ、いつも... DIYでテールランプをスモーク塗装 - 車輪日記 |
それ以外は特に不満もなく。2人乗りがゆえの大きく開くドアやトランク、洗車しやすい車高に曲面がとてもよかった。いまだに街中で1.8も3.2も見かけますがどの車もヘッドライトがくすんでます。ヘッドライトの黄ばみですごく印象が変わるので中古で探す場合は要注意です。自分でも治せますがちと大変。
ヘッドライトの黄ばみとり独特なデザインで古さを感じさせないTTクーペ。とはいえヘッドライトのくもりや黄ばみは年式相応なので透き通った目にしてあげます。なぜ黄ばむのか?ヘッドライトは事故の時に飛散しないようにガラスではなくポリカーボネートという樹脂でできています。ガラスよりも軽くて飛散しない代わりに樹脂なので紫外線で劣化、空気中の酸素と反応することで酸化していきます。太陽の光で5、6年もすれば曇りだし、だんだん黄色が強くなってきます。新車時ににコーティングがしてあるため最初は黄色くならないのです... ヘッドライト磨き(黄ばみ除去) - 車輪日記 |
目を透明に戻すと古臭さもなく、デザインって大事だな~って思いました。
2+2人乗りです、4人乗りじゃないですよー。
後ろのシートはエマージェンシー用。中学生でもたぶんきつい、けど買い物袋置くにはとてもちょうどいい大きさ。あくまで2人乗りの車です。
室内は曲線が多いデザインです。運転席はやや低め。シートはニュービートルのレザーが良かっただけにハーフレザーなのがちょっと残念。
2か月のお付き合いおっ、と思って買ったビートル。別に乗りたかったわけではなかったのですが安かったしターボだしってことで乗ってました。結果は大正解。そこそこ速くて実用的。大人4人ちゃんと乗れるし年式のわりにキレイでした。幸い故障もありませんでした。前のオーナーが1年以内に水温センサーを新品に交換したからでしょうか。とっても調子よかったです。燃費は満タン法で下道リッター9.5、ほとんど高速だと11.3でした。カタログ燃費は10.5だったかと。燃料はハイオクです。購入価格は経費込17万。そこから天井治して室内徹底... ニュービートルの感想 - 車輪日記 |
とはいえほどよいサポートのシートと320キロまでのメーターがスポーツカーであることを物語っています。たしか1.8Tは280キロメーターです。3.2はエアコンルーバーやドアハンドルなどは本物のアルミ削り出しです、メッキじゃありません。さわったらわかる質感の違い。当時の高級スポーツカーなのです。
見えるところみんなアルミ。それにオーディオカバーが画像のように隠せるので、やる気モードの時には1馬力up。よくあるメーターのドット抜けもDIYで修理したのはいい思い出です。
メーター液晶修理TTクーペの定番というか持病、メーター内の液晶のドット抜け。DIYで修理するために分解していきます。車体からのメーターの取り外し方は前の記事に。メーターを分解してはんだしなおしていきます。メーター分解車の中から机に移動して、基盤を拝めるようにネジを外していきます。まずはぐるっと一周小さいトルクスを外し、ツメを外せばカパッと外れます。カバーの内側に指紋を付けないように外したら、針とスケールシートを外します。針はさしてあるだけなのですが固いので内装はがしなどで壊さないように、なるべく真... TTクーペの液晶修理 - 車輪日記 |
満タン法で1万キロ計測してました。街乗りではリッター10キロ未満。特にエコ走行を意識しないでも9キロ前後は走ります。高速道路では11キロでした。3.2リッターでこれだけ走れば優秀でしょ。
3.2リッターのみの機能です。3000回転以下では消音モード、5000回転以上ではやる気モード(`・ω・´)で音量upします。画像のように負圧で作動する弁がついていて、フラップが開閉しています。意識すれば気づくので楽しかったです。停車時のフリッピングでは作動しません、たしか。
Top Gear UKでも言われていましたが“市販車で初めて使えるパドルシフト”です。反応は早いし小気味いい。昔のアルファみたいにupとdownが壊れて逆になったとか、ダウン押してからアクセル抜かないと反応しないなんてことはなく、ほんとF1のイメージ。フリッピングももちろんあるし特に加速時のデュアルクラッチによる速さは圧巻。3ペダルMTが減る理由も少し納得。減ってほしくないけど。クラッチを踏む動作が楽しいのかめんどくさいのかは人次第ですが、楽に速いクルマです。
いっちょ前にローンチコントロールがあります。ちゃんとスポーツカーなのです。S(スポーツ)モードがあるAT車はたくさんあるけどローンチコントロールが説明書に書いてあることはそうないかと。
方法はいたって簡単。停車時に、
で247馬力4輪駆動が炸裂します。にまにまが止まりません(ジムカーナ場で何度もやった)。
そりゃ車体が重いので爽快感はあまりないです。しかし時速100キロまで6秒以下、3.2リッターV6サウンドは魅力的、すんごくいい音が車内にしっかりとはいってきます。
っと元オーナーなりに書いてみましたが、ほんといい車でした。コイルのリコールが対応済みであれば大きな故障もなく、エンジン自体はゴルフGTI(Mk.4)と共通なので情報もたくさん。なによりかっこよくて音が良くて速かった。機会があればもう一度乗りたいとホントに思える車です。