セルモーターの不具合箇所発見のためにエンジンをおろすことにします。汚れをふいてあげるいい機会でしょう♪
作業スペース確保のため、エアクリボックスを取り外しておきます。
エアクリーナーボックス取り外しさて、エンジンをおろすためにもクラシック50のエアクリボックスを外します。画像のボルトたちを外します。 そしたらエアクリーナーを押さえている樹脂パーツを外します。ボルト3本でとまっているだけです。古いバイクのお約束、エアクリーナーは外したら最後、崩れるの法則。再利用は不可です。これで新品を買わなきゃいけないって決心できるってことで。今度はエアクリーナーボックスを外します。ここまでやりましたがエアクリを外さなくてもエアクリボックスは外せます(^^)最後にキャブととめている... エアクリーナー取り外し記 - 車輪日記 |
ただねぇ・・・このバイクをさわりだすと、いろいろ気づいちゃうのですよ。エアクリを外したりなんやらしていると気づくボルトの違い。どう考えてもてきとーなボルトナットだったり、あげくの果てにはビスが使われている始末。たとえば下の写真、ボルトが1本のみ純正、他は木ねじ。
んー、愛が感じられない(ナンノコッチャ)。ボルトが違う、ついていない、外装がちょっと無理やりついている、ぶつけた跡多数・・・・挙げたらきりがない。エアクリボックスを外しながら、こりゃ1万円でも高いわっと思いながら作業してました。これからこのバイクに愛と手間(と少々のお金)をそそぎましょう(^^)
エアクリとスプロケカバーをはずすとこれくらいのスペースができます♪右側のエンジンカバーも外しておきます。
エンジンおろすのって案外難しいことではないですヨ。簡単に言うとエンジンにつながっているものを外して、エンジンをフレームから外す、それだけ♪
エンジンにつながっているものは
なのでそれらを外していきます。
エアクリボックスさえ外れていればキャブの取り外しはねじ1つ緩めるだけです♪外した後は必ずふたをしましょう。キャブとオイルポンプを結ぶゴムホースがあるので外しておきます。
外す際に折れた・・・orz
チェーンの外し方には2通りあります。
フロントスプロケットを外してチェーンを外すか、チェーンアジャスターを緩めてチェーンを外すかです。スプロケを外すにはスナップリングプライヤーが必要です。
クラッチワイヤーも外しておきます。ワイヤーの先端は引っかかっているだけなのでワイヤーを固定しているボルトを外せばワイヤーが外せます。アクセルワイヤーは途中から2本に分岐していて、キャブレターとオイルポンプにつながっています。
つながっているハズですが・・・・・
切れてるんだなぁこれが・・・・・orz 修理はしましたが、問題はいつから切れているのかってこと。
エンジンは少なくともやきついてない(ギアいれて押せる)、オイルタンクにはたっぷりオイル入ってることを考えると、ワイヤーの固着がないか確認した時でしょう。
たぶん。
そうじゃないと困る。
うん、きっとそうだ。
そのおかげで(?)ワイヤーは簡単に外せました♪
それとオイルタンクとオイルポンプをつないでるホースも外しておきます。そして電装系を外していきます。さすがに電装系は少しややこしいデス。
いや、プラグは簡単ですが。
画像赤丸のところにメインハーネスのアースがボルト止めされているので外します。赤丸の左3つの線は外す必要があります。1本ずつ下に引き抜けば外れます、ちょっと固かったけど。BLANCO ROSSO VERDE・・・イタリア語だ(°д°;;)画像右から順に黄、赤、緑です。
その他エンジンおろす時に外す線は、スプロケの近くにボルト止めされている配線と、セルモーターの+線のカプラです。それとタイラップがいくつか。電装系が外せたら水回りを外します。
といったって、クラシック50はホースバンドなんかじゃなくカシメてあります(イタリア車ってみんなこうなの?)。バンドはカシメてある隙間にドライバーなんかをあててカシメを外します。わりと簡単に外れます(^^)
エンジンをおろすとときに外さなければならないのは画像の3か所です。ホントはここだけはずして・・・なんて考えてましたがマフラーを外すのにもエンジンおろすのにもラジエターを外したほうが安全なのでラジエターを外しちゃいます。
画像のボルトをはずし、ラジエターを上に引き抜けば外せます。
リザーバタンクはないのでホースがタイラップで固定されています。ラジエターを外せばマフラーを外しやすくなります(^^)
マフラーはバネ2本で押さえつけれられているだけなので、バネをがんばって外します。もう一か所ステーで固定されているので外しておきます。マフラーが折れていますので手間が省けました♪ヾ(ーー )ォィ
あとはエンジンをフレームから外すだけです。
ボルト3本でとまっているので外します。ナットが13ミリです。
おりました♪
はずすときはそっとゆっくり、残っているものがないか確認しながらおろします。慣れれば1時間かからずにおろせそうですね。やっとスペースができたのでセルモーターの修理に進みます。
セルを分解修理なくてもいいけどあったら幸せなモノ、セルスターター。実はキャブレターのオーバーホールでエンジンがかかることを確認できたので、とりあえずセルを治すことにします。毎回押しがけは大変ですから(^^;)症状としてはセルの空回り。ウィーーーンとまわるだけでキュキュキュといってくれません。なのでとりあえずセルを取り出します。あ、エンジンは下したけどいったん原因わからず戻したので車載状態で修理します。セルモーターは車体右からみてココ、エンジンの真下についています。ここじゃ泥やほこりがつくだろうに・... セルモーター修理記 - 車輪日記 |
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