ドラム式洗濯機の排水修理とホコリ取り（パナソニック）

ドラム式洗濯機の修理

我が家のドラム式洗濯機、NA-VD120Lは2013年製。新品を買えるわけもなく程度のいい中古をジモティーで買ってきてから約2年使い続けてますが、1週間ほど前からギギギギとプラスチックのギアがうまくかみ合ってないような音が発生。だましだまし使っていましたがとうとうムリになったので部品交換とついでに内部のホコリ取りを週末に決行。思ったほど大変じゃなかったので方法をご紹介します。

排水弁を動かすモーターの交換

ホコリ取りの前にまずは排水の修理です。洗いの最後と脱水のときに異音がしだしてから1週間くらいはなんとか使えてたんですけどね。ギギギギって音がしたら一時停止して、10分くらい放置してから再度スタートするとその間に少しずつ水が抜けているらしくなんとか全行程できる状態でした。けどさすがにうるさいし時間かかるので部品を手配してサクッと交換しました。

品番はAXW3482-36N、価格は通販で1600円ほどでした。調べるとVDシリーズに限らず同じ機構らしくみなさん壊れてる。単品でも買えてドライバー1本で交換できるのでDIYで修理がおすすめです。

VD120の場合は底面から簡単にアクセスできるのでひっくり返すだけ。ほかの機種だとフロントパネル外したりとちょっと工程が増える印象。作業そのものよりヨメと2人で洗濯機置き場から移動してひっくり返す方が大変でした。

排水ホースの付け根あたりに見えている黒いのがソレ。プラスねじ2本とカプラーで止まっているだけです。カプラーは赤矢印のツメをつかみながら引き抜くだけです。ちゃかちゃかっと交換して完了。場所さえあれば10分かからず終わります。

ホコリ取り

どちらかっていうとこっちがメイン。ウチのは幸い乾燥が終わらないほど重症化していませんがせっかく洗濯機をスペースがあるところに動かしたので内部をきれいにするとします。

まずは上面のパネルを取り外します。左右2か所（シールの下）、背面3か所、ホコリ取りフィルターの4か所だけです。マスキングテープで外したねじを固定しておくと間違えないしなくさないので便利です。

ちょっと引っかかってる感じがありますがパカッと外れます。ホコリ取りフィルターと裏面の風の通路をつなぐ黒い蛇腹ホースをまずは取り外します。

ホコリがびっしり張り付いているので取ります。ゴムなんでウニュウニュってやれば簡単にはがれてくれます。ここだけですごい量・・・・

お次は裏面のパネルを外します。ぐるっと一周ねじで止まっているだけなのでパカッと。先ほどの蛇腹につながっている白いプラスチックの箱 (画像左) がターゲットです。下から上に温風が通るのですが内部にほこりがどうしてもたまってしまうようで。白い箱をとめているプラスねじをぐるっと1周外して、アースで伸びているねじ1本外せばお掃除に必要なスペースを作れます。左側の見えないところにもねじがあるのでお忘れなく。ホースとかタイラップは外さなくても大丈夫でした。

ちょっとずらしてあげると上からも下からも箱の中にアクセスできるようになります。こんな感じでほこりがびっちり・・・洗濯機を動かさないで上面パネルだけ外して掃除するよりも圧倒的に楽です。

この黒いの全部固まったほこり。温度センサーの出っ張りがあるからかこんな感じで上からじゃ取りにくい場所にたまります。そりゃ空気の流れが悪くなるわけで。

我が家は画像のような長いマイナスドライバーでこそぎ落として、届かないところはハンガーまげて上からホジホジしました。このドライバー確かダイソーだった気が。バイクのキャブいじるのに便利ですがここでも役立ちます。

ほらこれくらいとれました～みたいな写真は載せませんがそりゃもうたんまりと。掃除することによって時間も電気代も確実に節約です。掃除するだけならお金はかからないので洗濯機を移動できるのであればサクッと掃除がおすすめです。