タンクをコーティング

ガソリンタンクの錆とり

アパートに放置されていたYB-1を大家さんの許可もらって直したのはいいものの、レストアの定番で長期放置の代償、さび。ガソリンタンクのサビは無視できないので何とかします。ガソリン空っぽ、サイドスタンドで放置されていたため空気に触れていた右側が特にひどいです。

画像のようなサビがほぼ一面に。長期間のらないときは満タンにしましょう。それでも錆びるときはさびるんですけどね。

YB-1のタンク容量は7.2リットル。50ccだけど大きいのです。なるべく節約ってことで有名どこのサンポールを使います。そんなに強い酸ではないですがガソリンコックのプラスチック部が痛むので、コックをはずしてマスキングテープやらガムテープでふさぎました。ちょっと滲んだけど塗装面には問題なかったです。サンポールくらいの濃度 (9.5%) ならとりあえず濃ければ濃いほどいいという判断で、7.2リッターのタンクにサンポール2本とぬるま湯をいれてシェイク!ちなみに毒劇法で10%以上の酸は輸送や保管、引き渡し時にメンドウなことになるのでサンポールといえども決して強い酸ではないのです。

ちなみにあんまり入れると重くて振れなくなります。ひとりでタンクを持って踊ってました・・・。その後口までお湯を足して一晩放置。

んで画像のように。いいんでない?くらいにはサビは落ちました。全体的に見えるところはあらかたサビは落ちてました。このあとコーティングするので細かいサビは無視します。基本的に空気 (酸素) に触れなきゃサビは進行しません。だけどサビの層があるとコーティング層が定着しません。何度でもやり直せるので納得いくまでやってokです。サンポール、いうほど安くはないですけどね。

サビ取りが終わったら、サンポールの酸をマジックリンで中和します。そんなに神経質にならなくても、ささっと洗えばok。その後しっかりと乾燥させてコーティングの作業に移ります。

ガソリンタンクのコーティング

えーっと、投稿しておいてナンですが・・・

ポリエステル樹脂よりタンク用コーティング剤のほうが圧倒的におすすめです。値段変わらないし圧倒的に楽だし確実だし。YB-1のほかにもバリオスで同じ作業をし、その後ジールとTZRでワコーズのタンクライナー使ったのですが絶対タンクライナーのほうが楽で安心

そしてさらに投稿しておいて申し訳ないのですが、ポリエステル樹脂はそもそも長い目で見ると溶けるため不適です。ポリエステルではなくビニルエステルであれば使えるとのことです。コメント欄よりご丁寧に教えてくださっただんごむしさん、ありがとうございました。

くどいようですが、ポリエステルって書いてあるところビニルエステルって読み替えお願いしますm(_ _)m ビニルエステル樹脂でコーティングする人のために参考になれば。

ビニルエステル樹脂ってホムセンにもあまりない印象なのですが通販は結構取り扱いあるんですね。値段もタンクライナーの半額以下なので技術と手間があるなら樹脂コーティングもアリかと。2液硬化なので慣れが必要なのがちょっと難点。

くどいですが以下ポリエステル樹脂での実施例です。ご自身でやるときはビニルエステルでお願いします。

使用したのは画像のコレ。ホームセンターにあると思います。使用する温度で硬化剤の割合を変えます。硬化剤が多すぎても少なすぎても硬化しないとのことですので気をつけましょう。

指定の割合で混ぜたら、よ~く乾燥したタンクの中に流し込みます。量はだいたい300 mLくらいでちょうどよかったのかなとあとから思いました。YB-1のタンクは7.2リットルです。

流し入れたら固まる前にすみずみにいきわたらせます。というわけでまたタンクを持って踊ってました。誰にも見られないところでやりましょう。

画像の白いのはマスキングテープ、その上から布ガムテープで給油口を塞いでシェイクしました。漏れたら困るけど、一緒に固まられたら困るのでこの方法は正解でした◎

給油口の反対側、燃料コック側もシェイク時は塞ぐ必要がありますが、余剰なコーティング剤は排出する時は開いてもらいます。コックを止めるボルトの穴は硬化剤でふさがれると困るので、画像のように適当なボルトをさしておきます。

隅々までいきわたらせたら排出。ここまで所要時間30分くらい。

オマケ。排出した硬化剤を放置してみたの図。こんな感じになりました。これだけ無駄になった・・・。塗装するときと同じように硬化の指標代わりにはなったのでヨシとします。

硬化後、どうしても排出口のまわりがこんもり盛りあがってしまうので、耐水ペーパーなりリューターで平らにします。手を抜くとガソリンが漏れる原因になります。白く見えるのは硬化剤の粉で、タンクを削っているわけではないです。

ガスケット。品番は4X8-24512-00。価格は95円(2013.02)ですので変えておくが吉です。

しっかりと乾かし、戻してガソリンが漏れなきゃ作業は完了です。何度も言いますが、市販のタンクコーティング剤と比べてメリットがないため、技術と経験がある人以外この方法はおススメではないです。今回はこれでうまくいきましたが次回はタンクライナー使います。

オマケ。燃料コックのなかはこんな感じです。余裕があったらバラしてきれいにしておくといいでしょう◎

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コメント

  1. だんごむし より:

    はじめまして 
    酸ポール便利ですよね フレームやスポークホイル丸ごとドブ漬けしたくなるくらい錆びには酸ポールです
    タンクから抜いてすぐ錆びるって言う人は中和洗浄不足なんですよね
    中和剤に重曹投入する人もいますよ
    私は中性洗剤で中和洗浄だけで十分だと思います
    酸ポールの臭いがなくなるまで洗浄すれば錆びないです
    それとこれは一番伝えたかった事ですがFRP樹脂は普通のポリエステルFRP樹脂ってダメですよ 最初の頃は良いけど耐ガソリン樹脂じゃないのでジワジワとガソリンに犯されて泥々に溶け出します ポリエステル樹脂ではなくビニルエステル樹脂を必ず使って下さい
    ネットって不特定多数の方が見て参考に施工するので間違った情報鵜呑みにして真似してしまうと取り返しの付かない惨劇に陥りかねないです
    走行中溶けたFRP樹脂がキャブのジェットやインジェクターに流れ込んだりでもしたら自走不能になりますので
    ビニルエステル樹脂 これは絶対に守って下さい ポリエステル樹脂はだめですよ

    • ぷちり より:

      ご丁寧にありがとうございます。ネットの間違った情報の一部であったこと反省です・・・。私がこれを行った10年くらい前はネットではFRPの樹脂と書いてあり、青森のホームセンターにはポリエステル系しかなかったのでビニルエステル系なんて考えてもいませんでした。
      ほんと、感謝です、ありがとうございました。