マキタ AC700の修理

DIY

家の中でも使えるエアコンプレッサー、AC700の修理

家の中で使いたい、けどタイヤの空気もいれたい、どっちもできちゃうコンプレッサー、マキタのAC700の修理です。

中古で購入

いきなりこんな状態ですが(;^_^A ジャンクで送料込み1万以下で入手できました。

このAC700の特徴ですが、小さくて軽い。12キロでハンドル付き。持ち運び前提のコンプレッサーってあまりないです。そして静か。69 dbという音量に加えて音の質も静かです。よくあるドドドドとかガーーーーではなく、ヒューーーという感じ(伝わった?)。業務用のでかいコンプレッサーやアストロプロダクツのコンプレッサー、イワタのものなど趣味柄いろんなコンプレッサーと触れ合ってきましたが静かさはダントツです。そしてなにより0.98 MPaが取り出せる。あまり重要視されてない印象ですが、やっぱり0.8と0.98のエア圧の差は歴然。ホイールナット外すのさえ時間が違います。※とある自動車量販店でバイトしてた時、わざと圧を0.8まで落としてインパクト用のラインをひいてました。締め付けのときねじ山保護のだめだとか。0.8ならそうゆうメリットもあるのです。

とまぁ前置きが長くなりましたが普通の人が日曜日に家のなかやガレージで使いたいって場合には間違いなくオススメです。んでこいつ、ジャンクの理由は空気がたまらない、まったくではなく0.1 Mpaから上にたまらない。しかも針はブレブレ。修理してきましょう♪

経験上接続部からの漏れではないだろうと判断し、まずはリップリングを疑ってみました。カバーは見えるネジを外せば簡単に外れます。持ち運びハンドルのなかに6角があるのでお忘れなく。

画像の赤丸4本のボルトを外せばピストンとご対面できます。青矢印の部分を外せばある程度タンクが動かせるようになります。

この2本のボルト、ロック剤とあわせて固いので、スリーブつけて負担かからないように外しました。

そもそもコンプレッサーの修理をフローリングの上でできるってDIYの強い味方ですよね。外したリップリングですが・・・

あんま磨耗してないヨ(*・д・)σ

右が新品です。シリンダ内径にあわせてリップリング外径が小さくなってるくらいで。

品番:262091-1
価格:2916円

う~ん。。。ってことでよく耳を澄ますとシューって漏れる音が圧力スイッチから。あらまってことで圧力スイッチを交換。外すのメチャメチャ固いので苦労しました。

サクッっと交換。新品のスイッチは配線処理が必要ですが、カシメを外すのは面倒だったのでケースを開けて配線のみ旧レギュのものを使用しました。

部品の手配はネットで・・・ってのもアリですが、オススメなのはマキタの営業所です。定価販売、現金のみとのことですがネット通販と価格はかわりません。送料ぶん安く、しかも早い。電話したとき、在庫がないので翌日の午後ならお渡しできます、と。トヨタ並みに部品が早い(^^)

壊れたスイッチを分解したところ、底面のダイヤフラムが破れてました。マキタに聞いてもここの単品供給はないとのこと。製造元(山田電気製造)に問い合わせても個人への対応はしてないと。まぁそりゃそうですわな。というわけで、修理するにはおとなしくスイッチごと交換です。価格は\4200+税(2015.09)でした。いろいろ調べましたが、AC700のトラブルとしては定番みたいですね。

動くけどエアがたまらない、漏れてくる、パンッて音がしてだめになったって人はお試しあれ。

コメント

  1. 田辺 より:

    我が家のAC700、圧力上がれど止まらない現象…
    リップリング交換しても治りませんでしたね;
    圧力SW交換で静止状態ではエア漏れはありません、旧いものはダメですね

    • ぷちり より:

      コメントありがとうございます。
      小さくて肩掛けできて0.8じゃなくて0.98取り出せて、音も大きくないのはこれだけですものね。後継機あれば一定数売れると思うのですが。

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