お風呂の壁にアルミ樹脂化粧パネル(バスパネル)

ログハウス

お風呂場DIYリフォーム

賃貸目的で整備しているログハウス。3年空き家の軽度雨漏りあり。その間電気止めてたもんだから空気が動かず腐るところが腐ってる。お風呂場が特にひどく、雨が柱と横のログの隙間から侵入して木部が腐り落ちてる状況。予算があるならユニットバスを投入してもいいくらいの傷みでしたが幸い基礎は形を保っているので壁をDIYで補修します。

パッと見それほどじゃないんですけどね。バスパネルが浮いてきちゃっているくらい。

汚い写真でスミマセン。見えるところだと窓枠が腐って落ちてます。結露して水がたまったけど乾燥しないで滞留、そのまま木枠を腐らせたようです。

バスパネルをめくるともっとひどい。壁を構成しているログがそのまま風呂の内壁にもなっているのですが白カビ&シロアリコンビで腐りきってます。このままではパネル貼るどころじゃないのでまずは下地を作っていきます。

下地づくり

最終的には化粧パネルで表面は処理しますが張る面がそもそも腐ってどこかにいってしまったので再生します。シロアリさんは不在だったので腐った木の表面をひたすら削って生木を露出させ防カビ防虫塗料を塗っていきます。

サクッと短文と写真一枚で済ませてますが3日間ほどかかっています。ポロポロ落ちる腐った木片をゴミ袋3つに回収して、表面をカップブラシで研磨、カビ胞子なのか粉塵なのかわからない中の作業でメンタルのほうがつらかった・・・。塗装をしてやっと劣悪な作業環境からもおさらばと写真を撮る余裕が生まれました。塗料は外壁塗装で余ったナフタデコールです。

近くで見るとボロボロ加減が伝わるでしょうか?触ってもポロポロならないくらいまで削ってナフタデを2度塗りしています。深く腐っていたらどうしようと思ってましたがネジは十分効くのでこの上に新たな内壁をつくっていきます。

9ミリ合板と端材でつくってみました♪・・・なんて軽く言えたらいいのですが2面つくるのに丸2日かかりました。下のログが腐ってボコボコ、一方でパネル貼るならピシッと面が出てないと将来浮いてくるので調整がものすごく大変。9ミリ、12ミリの合板と20ミリの木片の組み合わせでちょうどいい土台を作り合板をねじ止めしています。パネル貼るときの不陸は4ミリ程度が許容圏内なのでそこに微調整がとっても大変でした。写真で少し写っていますが合板の下は防水透湿シートを挟んでいます。

アルミ樹脂化粧パネル

やっとできた下地にパネルを張っていきます。バスパネルは近くのホームセンターで取り扱いがなかったのでアルミ樹脂化粧パネルを使っていきます。価格的にもこっちのほうが安いです。アルミといいつつ中に樹脂がサンドイッチされているのでカッター3回も通せばパキッときれいに折れます。

メンドくさがらずに表も裏もちゃんとカッターでケガくこと強くオススメ。裏もちゃんとケガキ線いれないと断面が直角にならず寸法狂います。

直線は簡単なんですけどね。ログハウスなだけあって丸太が浴室に露出しています。この丸みになるべく沿わせたほうがきれいなのでカッターで曲線をがんばってとりました。アルミ化粧パネルもがんばれば曲線もイケます。しっかりと型とって合わせてあげれば隙間3ミリ程度にコントロールできます。

コーキングはヨメ任せ。数重ねてとっくに自分より上手くなってます。パネル用両面テープとボンドで固定するのはキッチンパネルと同じです。

だい~ぶきれいになったでしょ?化粧パネルは無地の白、壁もクリーム色から白に塗りなおして明るさアップしています。明るすぎてカメラがオートで露出調整して暗くなっちゃってますが汗 出隅はジョイナーをつかっています。パネルで表面整えると新品の壁が出来上がるので見た目改善に相当効果アリです。

 

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