ログハウスの外壁塗装(ナフタデコール)

ログハウス

ログハウスの外壁塗装

賃貸目的で整備中のログハウス。前オーナーさんから前回の外壁塗装がいつだったかを聞いてみると8年前。新築から6年後にちょっと濃いめで塗ったのが最後のようです。賃貸なのでキレイにみせたいというのもありますが目的は木部保護。有名どこのナフタデコールで塗っていきます。

ナフタデコール以外にもキシラデコールやオスモカラーがありますが予算の都合上パス。キシラデが情報多いですがほぼ半額のナフタデを使用します。名前から察するに有機溶媒がキシレンの代わりにナフサなのでしょう。個人的にどんな塗料使うかよりも適切な頻度でちゃんと維持のほうが有効と思ってます。

外壁はもともと2色ツートンなので今回も同じように塗り分けていきます。塗る前に高圧洗浄機で洗って1週間乾かしました。車の塗装じゃないのであまり神経質にならずに進めます。

写真じゃきれいにみえるんですけどね、表面は傷んでます。黒い部分がだいたい長辺8メートル×短辺1.5メートル。これが家の4面なので施工面積はだいたい48平米。説明書には16リットルの2度塗り面積が85~140平米(1リットル当たり5~8平米くらい)と記載されていて、最終的に2度塗りで8リットルくらい使ったので記載どおりですね◎ 値段が安いぶん遠慮なく塗れるのでキシラデコールで大正解。黒い部分はエボニー、上の茶色はチェスナットで塗っていきます。

ナフタデコールで木部保護

塗装の前にマスキングしていきます。ナフタデコールはかなりシャバシャバなので垂れに注意して、上より横より下を重点的にカバーします。写真で塗料がはがれているように見えるのは高圧洗浄機を思いっきりあてたから。「お、前の塗装剥がせるじゃん」とちょっと試した後にこりゃぜんぶは無理とあきらめたの図。表面のゴミを洗うだけにして、クモの巣や浮いた塗装は手ぼうきで払いました。

早速ですが1回目。言わずもがな左側が1度塗りで右が未施工です。この黒い部分は日が当たって傷んでいたからかものすごい勢いで吸い込まれていきます。値段が安いことも手伝ってたっぷり惜しみなくのせていきます。ナフタデは浸透タイプなので厚塗りの心配なんてありません。説明書の指示通り刷毛で塗りましょう。たしかにローラーにはシャバシャバすぎて必要量のせられないでしょう。

こちらが2回目の後。左が2度塗り、右が1度だけです。「2度塗りするなら6時間以上あけてね」と書いてあるので一晩あけました。2回目もものすごい勢いで吸い込まれていきますが1回目よりもちゃんと色が乗ります。1回目の時はほとんど色つかないな~と思いながら塗りましたが2回目は塗った後振り返ると「おっ、いい色やん」となります。ちなみにこれはブラックではなくエボニーです。狙い通り黒すぎず結構気に入ってます。

黒い部分のお次は上半分の茶色を塗っていきます。ここでも手間は惜しまずマスキングはしっかり。塗装よりもマスキングのほうが大変なんですよね。見ての通りマスキングするところは少ないほうですが1階部分ぐるっとマスキングするだけで半日かかってます。

こちらも同様に2度塗りしていきます。日が当たらない軒下のあたりと下のほうでは吸い込みがぜんっぜん違いますが色はちゃんと同じになりました。迷ったけど買ってよかったのはコレ。

外壁塗装の必需品でした。画像は一番大きい5.7メートルのもので、台形のうえのところに渡す板もセットです。1.2メートル上空を横移動できるし体重70キロが乗っても不安じゃない強度です。細かいところ見ればアルミの切断端が処理あまかったり押し出しの部分がちょっといびつだったりしますが機能はバッチシ。業者さんにお願いしない代わりに購入して正解でした。

これが塗ってから4か月後の状態。気づいたところはピンポイントで修正して近づいても恥ずかしくない出来栄えです。2度塗りすれば木の傷み具合にかかわらずほぼ同じ色に染まる印象です。

見た目だけならほぼ新築。ログハウスって基本デザインが古くても新しくてもほぼ一緒なので見た目キレイにすると一気に若返ります。木部は人工材みたいに20年放置とはいかずこうやって6~8年に一度程度塗りなおしが必要ですが、シロアリだけでなくクロアリやカビの定着にも効果ありで見た目もリフレッシュできるのでやりがいはあるってものです。

 

~オマケ~

ウッドデッキも塗装したんですけど翌日ネコ様の足跡がついてました。塗りたてを1番に歩きおってまったく┐(´∀`)┌

コメント

タイトルとURLをコピーしました