セルを分解修理
なくてもいいけどあったら幸せなモノ、セルスターター。実はキャブレターのオーバーホールでエンジンがかかることを確認できたので、とりあえずセルを治すことにします。毎回押しがけは大変ですから(^^;)
症状としてはセルの空回り。ウィーーーンとまわるだけでキュキュキュといってくれません。なのでとりあえずセルを取り出します。あ、エンジンは下したけどいったん原因わからず戻したので車載状態で修理します。
セルモーターは車体右からみてココ、エンジンの真下についています。ここじゃ泥やほこりがつくだろうに・・・。事実配線に泥がつきショートでセルが回らないってこともあるようで。画像赤丸のボルトを外します。
お次は車体左側、画像の赤丸のボルトを外します。ただのカバーで中にオイルはありません。
さびてますorz
放置のダメージはこういうところにも及びます・・・。バイクは乗ってあげてナンボですね。セルのギアはフライホイールにかんでいるので、画像赤丸のボルト2本で外せます。
バラバラにしたのが下の写真です。
犯人はスターターピニオンでした。
ピニオン内のバネがサビで粉々に、それが噛みこんでギアがでてこない状態。
本来であれば遠心力でピニオンが伸びてギアにかむところが遠心力でも伸びないので空回り。
で、どうするか。アプリリアは部品が手に入らないし中古もない。ので、治しました(^^)
中のごみを徹底的に流しだし、ヤフオクで安かった(100円!)トゥデイAF61のピニオンを落札しリング状のバネだけ移植しました。
トゥデイのピニオンのほうが一回り大きく、しかもバネを外したあとでも自力で戻ろうとしますがアプクラのは自力で戻ろうとはしません。バネを付けたことによりスムーズに伸びたり縮んだりするようにはなりましたがピニオン自体に縮む力はないようで。
ちょっとサイズは違うけどこのまま戻しました。戻す際、同じことにならないように液体ガスケットを必要なところに塗布して終了。これで治りました♪原付サイズならほっとんどの車種で流用できそうです。着々と走れるように修理していきます。
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