トモスのエンジンのおろし方
エンジンはかかるので本来はおろす必要がないのですが、センタースタンドの修理のためにおろします。
まずはリアブレーキケーブルが邪魔なので外します。画像赤丸のナットを緩めればケーブルがするっとぬけます。この辺は自転車と同じです。
車体左側。チェーンを外す必要があるのでカバーを外します。青丸のボルトを外すだけです。手前のもっこりしたカバーはなんであるんだろう・・・？
赤丸のリアホールのシャフトを緩めてチェーンアジャスター（自転車と同じ）を緩めればチェーンは外れると思ったのですが、エンジン側スプロケのスペースにチェーンを外す余裕がないので青丸のナットを外してスプロケも一緒に外します。かったいので大きいモンキーとハンマーで緩めました。
エンジン自体は赤丸3本のボルトで支えられてるだけです。カブと同じ配置ですね。本体とつながっているもの、プラグコードやオルタネーターからの配線、チェーンなどを最後に確認して、このボルトをぬけばエンジンはおります。家の中でひとりでやるのはおすすめしません・・・。
筋肉があるなら片手で支えておろせる重さです。細いひとはちょっとむりかな・・・？
エンジンがいなくなると車体は一気に軽くなります。なんでこんなことしたのかというと・・・
ちぎれてマス。めずらしいからってスタンド立てたまま座らせないようにしましょう。体重でこの鉄板が溶接部からはがれます。トモスのオーナーはホントお気をつけください。
センタースタンド修理
スタンドのストッパーとなる部分。フレームと一体かと思ったらプレートが溶接されているのね。溶接部が負荷に負けてはがれて、フレーム側が曲がったのでしょう。 溶接機は持っていないので（昔もってた）溶接してもらいます。といってもそうゆう業界に知り合いもなにもいないのでどうしよう・・・・
ってことで、カスタムバイクを販売しているショップにのこのこ行って、あのぉ～、、、って相談したら、さくっとしてくれました♪ 塗装はがしておいたり、「あとは溶接するだけ」って状態にしておくのがポイントです。あとは交渉次第。ハーレーとかを怖そうなカスタムしているお店で、怖そうなおにーちゃんやおっきなおっさんがいてちと怖かったですが^^; 「お金はいいですよ～、あ、バイク買ってくれそうなお客さんいたら紹介してください、あはは～」ってTig溶接してくれました（感謝）こういう方がいるから素人にもできることが広がるのです。
郡山市4号沿いのブレイズさん、ありがとうございましたm(_ _)m
Tig溶接持っているいるところなんてそんなに多くないので助かりました。Mig溶接のスパッタを覚悟していたので、後処理が非常に楽です。熱でメーカーのパウダーコートが焼けてしまっているのでやすりで整えたの図。 下のほうで大きく見える部分ではないのでわからない程度に塗装します。
え、よくわかるって？
写真だと強調されていますが実際は案外わかりません。純正色なんてないのでタミヤカラーのブルー(X-4)をぬりました。まぁよしとしましょう。
ほんと、めんどくさいのでスタンド立てたまま人は座らせない、が大事です。
あとは逆の手順で戻していくだけです♪
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