トモス クラシックIとご対面

トモス クラシックI

再びトモスのレストア

やっぱり遊べる原付き欲しいな~置き場所取らなくて軽くて気軽に使えるやつ・・・ということで原動機付自転車そのままのトモスを購入しちゃいました。4年くらい前にトモスのフレクサー スポルトRでちょろっと遊んでたのでどんなもんかはわかってるつもり。

今回は”より自転車に近いやつ”ということでクラシックIをチョイス。気軽に商店街に行けるタイプが欲しかった。

 

色もどことなくカブっぽいのもお気に入り。自転車のカゴつけてもいいし出前機つけても面白そう。速さよりも気軽さ、フットワークの軽さを残したままご近所マシンにするとします。

車載編

出会いはヤフオクで。エンジンかからずガソリン漏れの状態でした。冬になってエンジンかからなくなってから3年間放置とのこと。ガソリンタンク内の見えるところに錆がないことを確認してそのまま引き取ってきました。

まぁ自転車を乗せるのとそう変わらんですわ。と言っても横にすることはできない(できるけど漏れるもの漏れそう)ので自転車よりは面倒。助手席外してリアシート片方外してって気合い入れたけど余裕で積み込み完了。

ご対面

バイクみたいに念入りにチェックする必要もなく、整備を進めていくうえで気づいたら治しゃいいので簡単に。

改めましてのクラシックI。トモスのクラシックシリーズは日本限定モデルです。I、IIと最近でたプレミアムがあり、IとIIの違いはライト、ハンドルの開き、タイヤだけ。見た目が違うだけで中身は全く同じです。プレミアムは分離給油となっているので荷台の下に2ストオイルタンクがあります。値段も違います。

走行距離はもうちょいで4,000キロ。多くもなく少なくもなくホントっぽいですね。ブレーキの動きがすんごく悪いので分解清掃しなきゃ。

ハンドル周りのメッキは年式相応に劣化してます。とはいえライトやメーターケース、フェンダーは想像以上にメッキが生きていてラッキー。メッキの品質は良くない、というより日本製が良くて海外性は悪く見えるのか。スイッチボックスはスポルトRと異なりハンドルの上にボックスがチョコンと載っています。片方割れたらしくパテで固められてますがこれはこのままでいいや。

ありがたいことに工具入れがちゃんと付属。混合給油なので2ストオイルの持ち歩きは必須。2ストなのでプラグも携行品。純正のボックスが行方不明になっていないのはラッキーでした。

外観に大きな問題なしなので、電装のチェックをするためにさっさとエンジン掛けてみることにします。

エンジン取り外し

たぶんガソリンの漏れはキャブのオーバーフローでしょってことでキャブをちゃちゃっと清掃することにします。そのためにエンジンを傾けないといけません。傾ければいいことを忘れていて取り外しましたがキャブだけなら傾ければokです。

とりあえず燃料コックをオフにしてキャブとガソリンタンクを分離します。

マフラーを外します。赤丸の3か所で止まっているだけ。

エンジン下すならポイントの配線(エンジンから伸びてるギボシ2つ)を外します。傾けるならそのままでok。

こちらもエンジン傾けるだけならチェーンを緩めればok。おろすなら回り止めワッシャーのツメを起こしてスプロケを止めているナットを外します。後輪ブレーキ握ってモンキーで緩みます。

エンジンを支えているのは赤丸の3本だけ。ギボシもチェーンも外したのなら3本抜けば重いエンジンが落ちてきます。おろすときのおすすめは、上2本を外した後アクセルワイヤーを外してから最後の1本を抜く流れ。じゃないと重いエンジンを片手で支えながらアクセルワイヤーを外す羽目になります。傾けるだけなら上の2本を外せばいい感じにキャブ周りにスペースがうまれます。

ということでおろしましたの図。エアクリボックスが小さすぎでビビりましたがここまで写真を撮りながらで1時間。キャブだけ取り外したければ30分かからずできる作業です。

キャブレター清掃

ほんっと簡単にやっつけました。

ジェットが詰まり気味なだけで状態は悪くなかったので、パーツクリーナーとワイヤーブラシでささっときれいに。フロートバルブと受け側は念入りにチェック。エア吹いて水分飛ばしたら逆の手順に戻して作業完了。ガソリンが漏れることもなく、フツーにキック一発でエンジンかかったのでめでたしめでたし。ブレーキ周りと見た目を整備したら乗り出せそうなので一安心。

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