クラシックIの燃料コック
やっと動くようになったトモスですが、今度は燃料コックからポタポタ漏れ。動くようになったらなったで別の不具合が出てくるのはバイク修理あるあるですね。
もともと乗らないときは燃料コックをオフにする習慣はないので普段燃料コックなんて見もしないのですがガソリン臭いのでさすがに気づいたわけで。しかもよく観察すると燃料コックそのものから漏れてきてる。燃料コックオーバーホールか交換以外に解決策はないのでとりあえず外します。
燃料コックの取り外しと分解
そのままの状態で、エンジンずらさなくても15ミリのレンチでギリギリ外せます。
レバーのプラスチックはカバーになっているだけで引っ張ればレバーが見えます。折れにくいように気を使った設計ですね。
レバーは抜けば外れます。ONやOFFが書いてあるプラカバーも手前に外せます、ちょっと固いですが。その下にある六角はねじになっているのでモンキーで外せば燃料コックの内部にアクセスできます。開けたら変なカスがついててちょっとびっくり。ここで使われているガスケットがOリングと紙ガスケットが張り合わされているタイプ?なのか紙クズみたいなのが蓄積してました。最初タンクのさびかと思ったよ・・・
でまぁ貧乏なので、修理すれば使えんじゃないかって分解してみました。でもって修理不可。というのも燃料コックであるはずの、通路間をON/OFFするOリングがないんだもの。例えばモトコンポの燃料コックはこんな感じ↓
今回の漏れの原因はガスケットの劣化によるもので、このゴム+紙ガスケットがちょうどよく国内で手に入るとも思えないので交換します、モンキー用に。純正新品はネットで5,000円越えという情報が上がっているので新品買うのはヤダ、だってトモス本体が5,000円だったんだもの。
なにも専用品は買わなくとも、トモスの燃料コックはM12なのでホンダ用社外品が使えます、右出しになりますが。さんっざん調べたけどM12の左出し燃料コックはありませんでした。M14ならホンダの16950-065-922があるんですけどね。調べるのも疲れたのでミニモトの汎用品を買いました。
送料いれても1,500円程度。壊れたらまたこれ買います。レビューで見たレバーが固いとかすぐに漏れたは発生せず。
燃料フィルターの役割のアウターチューブが長いですが移植できます。リザーブ切り替え用のチューブの長さもほぼ一緒と素晴らしい。
ほぼ一緒なんですけどね、どうせならと切って同じ長さにしておきました。
取り付けはそのままでもできなくはないのですが、配管やクリアランスの確認のためにキャブ取り外しの要領でエンジン傾けました。で、取り付け後。
操作しやすいようにと90度回して取り付けました。
このままだと燃料ホースがもろにシリンダーヘッドに着地するのでメインハーネス?で持ち上げました。
カバーをつけてこんな感じに。操作性は確保しつつ燃料コックの交換無事成功です。
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