DIYでスペーシアのオイル交換

スペーシア (MK32S)

スペーシアのオイル交換

我が家の主力、スペーシア。型でいうならMK32S、前期型です。新しいスペーシアやその他スズキの軽とエンジンは同じです。車高下げてないしフロントのオーバーハングが短いのでオイル交換はとても楽。BRZとかTTクーペだとアンダーガードあるし車高に余裕ないしで大変。オイルも少ないし軽は維持するのが楽だと実感。

ジャッキアップ

しません。スペーシアやワンボックスタイプの軽でオイルフィルターが下から見える場合は不要です。7センチのかさましスロープで十分です。

スロープのほうがジャッキより安全で簡単です。ガソリンスタンドでバイトしていた時に知りましたが毎年2人ほど車の下敷きで亡くなっています。車載ジャッキで下もぐるなんて自殺行為です。タイヤ交換に使うくらいにして下もぐるのはホントにやめてください。

スロープで十分でしょ?水色がドレン、赤がオイルフィルターです。今のクルマってエレメントが下か上でほんと楽。昔の一部の車みたいに横からナナメに生えてたりジョイントにエクステ駆使しないと届かないなんてことがない。まぁ下は下でN-ONEレースでグラベルに突っ込んだらオイルフィルターの土台ごともげたってのも聞きますが。

スペーシアに限らずたいていの国産車のドレンは14ミリです。

外すとジョバーッってでてきます。この時軍手はNG。自分でやるならエンジンが冷えてるときに交換するのが基本ですが、アツアツのオイルが軍手にかかると吸っちゃってヤケドのもと。キッチン用ポリ手袋みたいなものがオススメです。ただ完全に冷えてるとオイルが硬くて抜けるのに時間かかるので、経験上2~3分くらいアイドリングするとオイルがぬるくてちょうどよい状態になります。

ある程度オイルが抜けたらエレメントも外します。あ、オイルフィルターもオイルエレメントも同じです。純正は確か65ミリのカップレンチ。

新品を取り付けます。どのくらい締めるかは本体に書いてありますがたいていはゴムが接触してから3/4回転。エレメントのOリングにオイルを指で塗っておきます。

カップレンチにも本体にも数字が書いてあるので難しく考えずに、手でかる~く絞めつけてからカップレンチで3/4回転、でたいていok。ゆるく感じますがこんなもの。

ドレンボルトも厳密には車種ごとに締め付けトルクがあるのですが、50 kg/Nmでたいていok。だいたいホイールナットの半分の力です。締めすぎるとオイルパンが割れるのでご注意を。オイルパンはわざと柔らかい素材です。車体下をヒットした時に割れずに変形することでオイルが流れ出ないようになってます。ちゃんと考えられてるんです。

ドレンもフィルターも取り付けたらオイルを入れます。スペーシアの場合、エレメント交換無しで2.6 L、ありで2.8 Lです。

トポトポいれたら少しだけエンジンかけてオイルを回してからレベルゲージで確認。経験上3リットルで青矢印の上限に来ます。オイルはいつも5W-30です。純正指定は0W-20だけど全く問題なし、きれいなオイルがちゃんと入っていれば固いぶんには問題は出にくいです。燃費は理論上落ちるけど気のせいです。

片付けしながら5分くらいエンジンかけて、オイル漏れがないことを確認したら終了。不安なら次の日に車の下見てオイルなければDIY交換の完了です。

今の時代ディーラーや量販店に丸投げが主流かもしれませんが「洗車とオイル交換は自分でできるメンテナンス」なんて言ったりします。お店に行って待ち時間40分とかよりスロープでサクッと交換の方が早いし楽しいですよね。

夏は暑すぎるのと、子供を後ろに乗せるのでリアフィルムを貼ってみました↓

ちなみにアンサーバックのピピッって音がうるさかったので自分で解除しました。

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